荒磯親方、警備で“本場所デビュー” 力士たちの「邪魔にならないように」

[ 2019年3月11日 05:30 ]

大相撲春場所 初日 ( 2019年3月10日    エディオンアリーナ大阪 )

大相撲春場所で初日の職務を終えた元横綱稀勢の里の荒磯親方
Photo By 共同

 初場所で引退した元横綱・稀勢の里の荒磯親方が“本場所デビュー”を果たした。幕内後半戦から西花道の館内警備を務め、「力士が相撲を取りやすいようにしようと思ったが、なかなか慣れなかった。邪魔にならないようにした」と幾分、苦戦した様子だ。ファンから握手を求められると、仕事に支障のない範囲で、できる限り応じた。花道から見た取組では「高安は安定感があった。貴景勝もいい相撲だった」と力士の奮闘を称えた。

 会場には現役時代の等身大パネルに加え、「ありがとう稀勢の里関」と記された寄せ書き用のボードが設置され、ファンからのねぎらいの言葉などで埋め尽くされた。「たくさんのファンに来ていただき、ありがたいことです」と感謝していた。

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2019年3月11日のニュース