ゴンザガ大が18連勝 八村は今季4回目のダブルダブル 全米ランク1位への再浮上は確実か?

[ 2019年2月24日 15:21 ]

ブリガムヤング大戦で23得点を挙げたゴンザガ大の八村(AP)
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 全米大学男子バスケットボールのAP通信とコーチ協会の両ランキングで2位となっているゴンザガ大は23日、地元スポケーン(ワシントン州)で所属のウエストコースト・カンファレンス(WCC)内で2位につけているブリガムヤング大を102―68(前半51―38)で退けて27勝2敗。WCC内では14戦全勝で、全米では今季最長となる圧巻の18連勝を飾った。

 この日は「シニア(4年)デー」でチームに在籍している4年生と4年目の選手が主に先発したが、3年目を迎えた3年生としてただ1人先発で起用されたのが八村塁。チーム最多はベンチから出たガードのザック・ノベールJR(2年)で25得点だったが、八村は前半で11得点を挙げると、後半でも12得点を稼いで23得点をたたきだした。

 3点シュートは打たなかったものの、フィールドゴール(FG)は13本中8本成功。フリースロ(FT)は11本中7本の成功だった。10リバウンドも記録しており個人成績2部門に2ケタの数字を残す「ダブルダブル」は今季4回目。20得点以上は4試合連続で今季18回目となった。

 1試合平均では今季全29試合に出場して20・5得点、6・7リバウンド。シュートの成功率はFGが60・7%、FTは74・9%となった。

 ゴンザガ大はすでに7季連続でカンファレンス・トーナメントでの第1シードを決めているが、残り2試合に勝てばWCC内全勝でレギュラーシーズンの日程を終えることになる。

 ブリガムヤング大は18勝12敗で、WCC内では10勝5敗。なお10チームが所属しているWCCのカンファレンストーナメントは3月7日に開幕。第1シードのゴンザガ大は11日の準決勝から登場する。

 一方、AP1位のデューク大はシューズの“崩壊事故”で膝を痛めた怪物一年生、ザイオン・ウィリアムソンを欠きながらも、シラキュース大を75―65(前半29―34)で下して24勝3敗。ただし今週はノースカロライナ大に72―88で敗れており、25日に発表されるAP通信とコーチ協会の両ランキングでは18連勝を飾ったゴンザガ大が1位になる公算が大きくなっている。

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2019年2月24日のニュース