7位の田中刑事 収穫は試合への気持ちの高め方の発見

[ 2019年2月11日 07:03 ]

会見する田中刑事(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 欧州以外の地域で争うフィギュアスケート四大陸選手権(米国カリフォルニア州アナハイム)の男子フリーで7位だった田中刑事(24=倉敷芸術科学大大学院)が10日、試合から一夜明けて大会会場で取材に応じた。

 フリーで4回転サルコーを2本とも成功させた今大会の収穫は、試合への気持ちの高め方を発見したこと。ショートプログラムもフリーも、難しいと言われるグループの最後の滑走だった。

 「集中しすぎないように、スイッチの入れ方を考えた。今、何人前というのを考えて過ごした。長い時間、集中しすぎないことが大事。少しずつ(集中していった)」

 以前は、早い段階から本番を意識しすぎたことがミスにつながった。3月の世界選手権(さいたまスーパーアリーナ)へ、明るい材料を手にした。

続きを表示

2019年2月11日のニュース