陵侑、悪天候に泣き9位 1本目トップも「風を受けすぎた」

[ 2019年2月5日 05:30 ]

ノルディックスキー・W杯ジャンプ男子個人第19戦 ( 2019年2月3日    ドイツ・オーベルストドルフ )

W杯ジャンプ男子個人第19戦で9位に終わった小林陵侑の飛躍(共同)
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 3日にフライングヒルで行われ、小林陵侑(土屋ホーム)は合計377・5点で9位だった。1回目首位で迎えた2回目に206メートルと伸ばせず、順位を落とした。葛西紀明(土屋ホーム)は11位だった。カミル・ストッフ(ポーランド)が413・2点で今季初勝利、通算32勝目を挙げた。佐藤幸椰は19位、伊東大貴は22位、小林潤志郎(以上雪印メグミルク)は24位だった。2回目に進めなかった中村直幹(東海大)は38位。

 小林陵の2本目はいつもの伸びがなかった。K点(200メートル)を越えた辺りですとんと落ち、両手で顔を覆った22歳のジャンパーは「テンプラでしたね。完璧に」と嘆いた。前夜から激しく降り続いた雪と強風で、この日は開催が危ぶまれ、予選と1回目は何度も中断を挟んだ。1回目は優勝した前日の勢いそのままに会心の大飛躍を披露したが、2回目は悪条件とミスが重なって失速。「上で風を受けすぎてしまって、下まで伸びてこなかった。風も難しかった」と残念がった。

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2019年2月5日のニュース