ジェームズが戦列に復帰 いきなり延長に突入も勝利に貢献 ウォリアーズの連勝は11でストップ

[ 2019年2月1日 16:40 ]

37日ぶりに戦列に復帰したレイカーズのジェームズ(AP)
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 NBAレイカーズのジェームズが1月31日にロサンゼルスで行われたクリッパーズ戦で37日ぶり(17試合ぶり)に戦列に復帰。前半は5得点だったが、後半で15得点、延長で4得点をマークし、123―120(前半55―53、延長11―8)でチームを勝利に導いた。

 ジェームズは12月25日のウォリアーズ戦で左脚の付け根を痛めて戦列を離脱。背番号23が不在となった間、レイカーズは6勝11敗と苦戦していた。なおジェームズの復帰2戦目は2日に敵地オークランドで行われる因縁の?ウォリアーズ戦。どのようなプレー内容を見せるのかが注目されるところだ。

 クリッパーズ戦でジェームズは40分出場し、フィールドゴールを22本中9本(うち3点シュートは6本中1本)、今季の成功率が自身通算で2番目に悪い68・2%のフリースローは7本中5本成功させてチーム最多の24得点を記録。14リバウンドと9アシストもマークし、あわやトリプルダブルの活躍だった。

 28勝24敗のクリッパーズはベンチから出たルー・ウィリアムス(32)がジェームズと同じ24得点を稼いだものの延長では後手に回って28勝24敗。先発して15得点をマークしたトバイアス・ハリス(26)が、第4Q残り39秒に同点の3点シュートを成功させて延長に引きずり込んだがあと一歩およばなかった。

 一方、東地区全体1位のバックスは敵地トロントで2位ラプターズを105―92(前半56―47)で振り切って37勝13敗。ここ9戦では8勝目を挙げ、貯金が「34」となったのは1986年4月13日以来、約32年10カ月ぶりとなった。

 球宴で主将を務めるヤニス・アデトクンボ(24)はファウルトラブル(5反則)で出場時間が28分にとどまったが、それでも19得点、9リバウンド、4スティール、2ブロックショットをマーク。球宴リザーブ選手に初めて選出されたクリス・ミドルトン(27)も35分で18得点を稼いで勝利に貢献した。

 バックスはラプターズとの今季対戦成績で3勝1敗。6季ぶりにこのシリーズでの勝ち越しを決めた。

 バックスとのゲーム差が1・5に広がったラプターズは37勝16敗。パスカル・シアカム(24)が両軍最多の28得点を記録したが、ここ4戦で3敗目を喫し、ホームでの連勝は10で止まった。

 なお球宴でアデトクンボが主将を務めるチームの指揮官は同選手が所属するバックスのマイク・ブデンホルザー監督(49)に決定。バックスが期限となっている3日終了時点でも東地区1位の座をキープしていることが確定したためで、同監督はホークス時代の2015年以来の「球宴指揮官」となる。

 西地区全体首位のウォリアーズは地元オークランドで76ersに104―114(前半57―53)で敗れて36勝15敗。ステフィン・カリー(30)が3点シュートを18本中10本成功させて41得点をたたき出したが、チームの連勝は11でストップした。

 球宴リザーブ選手に選出されたクレイ・トンプソン(28)は体調不良で欠場。ケビン・デュラント(30)は25得点をマークしたが、このカードの連勝も10で途絶えた。

 東地区全体3位の76ersは34勝18敗。球宴先発のジョエル・エンビード(24)が26得点と20リバウンド、球宴リザーブ選出のベン・シモンズ(22)も26得点を稼いでここ5戦では4勝目を挙げた。

 <その他の結果>

*マジック(21勝31敗)107―100ペイサーズ(32勝19敗)

*ピストンズ(22勝28敗)93―89マーベリクス(23勝28敗)

*スパーズ(31勝22敗)117―114ネッツ(28勝25敗)

 *はホームチーム

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