貴景勝の大関昇進条件は明言せず 阿武松審判部長、臨時理事会招集は「すべて見た上で判断」

[ 2019年1月27日 13:46 ]

隠岐の海(左)を押し出しで破った貴景勝(撮影・郡司 修)
Photo By スポニチ

 阿武松審判部長(元関脇・益荒雄)が27日、三賞選考委員会後に報道陣に対応。関脇・貴景勝の大関昇進を諮る臨時理事会の招集について「すべて見た上で判断させていただく」と、千秋楽結びの一番の後、再度話し合いを持つことを示唆した。昇進条件は、明言しなかった。

 この日午前の会議では「いろんな意見があった。最後は、きょうの相撲をみてから、(もう一度検討)ということになった」と話した。

 14日目までの貴景勝の相撲については「突き押し相撲の中では抜群の安定感。大関に近い力士であることは確か」と評した。

 貴景勝は14日目に大関昇進の目安とされる直近3場所での計33勝に到達。優勝争いでも首位の玉鷲を1差で追う貴景勝は、この日の千秋楽の結びで大関・豪栄道と対戦する。

続きを表示

2019年1月27日のニュース