メキシコシティーで開催予定だったNFLの試合が中止 グラウンド・コンディション不良

[ 2018年11月14日 11:33 ]

コンディション不良でNFLの試合が中止となったアステカ・スタジアム(AP)
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 19日にメキシコシティーで開催される予定だったNFLのラムズ対チーフスの好カードが中止となり、同日にラムズの地元でもある米ロサンゼルスで行われることになった。

 今年の5月に芝を張り替えたアステカスタジアムのグラウンド・コンディションが不良となっているためで、今月に入って開催されたコンサートの影響もあって芝の状態がさらに悪化。NFLと選手会側は同スタジアムの収容能力(約9万人)と現地でのチケットの売れ行きなどを考慮して試合続行の可能性を模索していたが、最終的には選手の安全を重視して開催地変更を決定した。

 両チームとも今季は9勝1敗と好調。第11週以降で無敗もしくは1敗同士の対決が実現するのは48年ぶりという好カードとなっていたが、メキシコでのキックオフはおあずけとなった。

 メキシコシティーは標高2240メートルの高地とあって、ラムズは12日にコロラド州コロラドスプリングス(標高1800メートル)に移動して高地順応のための練習開始。結果的にその必要性はなくなってしまったが、今週まではここにとどまって調整を続けるとしている。

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2018年11月14日のニュース