内田前監督 解雇無効求め提訴 日大アメフット反則問題

[ 2018年11月14日 20:18 ]

 悪質な反則を指示したとして懲戒解雇された日本大アメリカンフットボール部の内田正人前監督(63)が、解雇は不当で無効だとして、地位確認などを求めて東京地裁に提訴していたことが14日、分かった。15日に第1回口頭弁論が開かれる。

 日大アメフット部を巡っては、今年5月の関西学院大との定期戦で守備選手が危険なタックルをし、相手選手を負傷させた。日大の第三者委員会は内田氏と井上奨前コーチ(29)の指示で反則をしたと認定。2人はいずれも懲戒解雇された。

 タックルをした宮川泰介選手(20)は記者会見で、内田氏ら2人の「つぶせ」などの言葉を「けがをさせろ」と解釈したと説明。2人は傷害容疑で刑事告訴されたが、警視庁はけがをさせるよう指示したとは認められないと判断し、いずれも立件されない見通し。

 日大企画広報部は「回答は差し控える」とのコメントを出した。

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2018年11月14日のニュース