70歳・別所キミヱ 交通事故遭遇も余裕!?「かえって柔らかい卓球ができるように」

[ 2018年10月2日 14:44 ]

世界選手権に向けて意気込みを語る別所
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 パラ卓球の世界選手権(15日開幕、スロベニア)とアジアパラ大会(6日開幕、インドネシア)に出場する卓球日本代表が2日、都内で記者会見を行い、世界選手権に出場する16年リオ・パラリンピック代表の別所キミヱ(70=ドマーニク)は「(次回の世界選手権)4年後は生きているか分からない。命を懸けて日の丸を掲げたい」と目標を語った。

 メダル獲得に向けて練習を積んできたが、今夏に交通事故に遭遇。奇跡的に骨折などはなかったといい「(事故後は)かえって柔らかい卓球ができるようになった。骨粗しょう症ではないのでまだ大丈夫です」と大ベテランらしい余裕たっぷりのコメントで会場を沸かせた。この日もトレードマークの蝶の飾りは健在。「4度目の世界選手権で蝶々を羽ばたかせたい」と意気込んでいた。

 世界選手権とアジアパラ大会両方に出場するリオ・パラリンピック代表の岩渕幸洋(23=協和発酵キリン)は「合宿で良い調整ができた。この感覚をアジアパラに持っていきたい」と話していた。

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