マラソン“日本最速”設楽 2時間切りリクエストに「縮めたい」

[ 2018年10月1日 05:30 ]

参加者からメッセージボードを贈られて喜ぶ設楽
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 陸上男子マラソンの日本記録保持者、設楽悠太(26=ホンダ)が30日、都内で子供を対象にした「かけっこ教室」でコーチ役を務めた。参加者から「日本人初の2時間切りをしてほしい」とリクエストを受けると「世界記録とは少し離れたが少しずつ縮めていきたい」と“日本最速男”の意地を見せた。

 今年の東京マラソンで右足すねを疲労骨折。その影響で9月に出場予定していたベルリンマラソンは回避したが、そのベルリンではキプチョゲ(ケニア)が2時間1分39秒の世界記録を樹立。「誰も届かないところまで行ってしまったが、追いかけなきゃいけない」と刺激を受けた。

 29日には5月以来となるレースに出場。5000メートルを13分51秒79で走り「ちょっと頑張りすぎてダメージはある」と苦笑いしたが、完全復帰を印象づけた。11月の上尾ハーフマラソンを経て、来年3月の東京マラソンで2年連続の日本記録を目指す。「皆さんの期待以上の走りができる準備はできている」と再び1億円を狙う。

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2018年10月1日のニュース