桃田賢斗、世界1位下して初V王手 決勝で「成長した姿を見せたい」

[ 2018年9月15日 14:56 ]

世界1位のアクセルセンを破り決勝進出を決めた桃田賢斗
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 バドミントンのダイハツ・ヨネックス・ジャパン・オープン第5日は15日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われ、男子シングルス準決勝で、世界王者の桃田賢斗(24=NTT東日本)は世界ランキング1位の昨年覇者、ビクトル・アクセルセン(24=デンマーク)を2―0(21―18、21―11)で下し、初優勝に王手をかけた。

 第1ゲームは13―17の劣勢に立たされ、「予想以上にアクセルセン選手が長いラリーに耐えてきて、心が折れそうになった」。しかし、観客の声援にも助けられ我慢のラリーを続けると、相手がミスを連発。6連続得点で一気に逆転した。

 第2ゲームは序盤から積極的に攻撃を仕掛け、好スマッシュを連発した。「1ゲーム目を取れたので、スムーズに行けた」と11―9から6連続得点で勝負を決めた。

 昨年の世界王者のアクセルセンには今季3戦3勝。通算成績でも9勝2敗と圧倒し「最初は当たって砕けろ、勝てたらラッキーと思っていたけれど、今は勝てるだろうという(周囲の)雰囲気が少し苦しい」に冗談めかして笑顔を見せる。初優勝まであと1勝。「ジャパンオープンの決勝は子どもの頃から憧れてきた舞台。努力してきたこと、成長した姿を見せられるようにしたい」と意気込んだ。

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2018年9月15日のニュース