稀勢 今巡業最多16番、理事長ら視察 秋場所へ必死の調整

[ 2018年8月19日 05:30 ]

復活へ向けて必死に相撲を取る稀勢の里
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 大相撲の夏巡業が18日、北海道帯広市で行われ、横綱・稀勢の里(32=田子ノ浦部屋)が今巡業最多の16番を取り、復活を期す秋場所へ必死の調整ぶりを見せた。正代に3連勝すると、先場所三賞を獲得した朝乃山と三番稽古。ホープの厳しい攻めに対して受けに回ることもあり、13番で7勝6敗と苦しんだが、土俵勘を取り戻すように大粒の汗を流した。

 この日は北海道出身の八角理事長(元横綱・北勝海)、芝田山広報部長(元横綱・大乃国)が視察。苦悩が続く和製横綱について、芝田山親方は「毎日必死でやっていると思う。しっかり稽古して、自分がやり切った中で次の場所に向かってほしい」と温かい言葉を贈った。

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