国際バスケ連盟がフィリピンとオーストラリアの13選手を大量処分 大乱闘に厳罰

[ 2018年7月19日 18:03 ]

相手選手を蹴るオーストラリアのメーカー(AP)
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 国際バスケットボール連盟(FIBA)ば19日、今月2日にマニラで行われたW杯アジア地区1次予選で大乱闘を引き起こしたフィリピンとオーストラリアの計13選手に対し、1試合から6試合の出場停止処分を科した。

 乱闘は3Qの残り4分で発生。9人の退場者を出したフィリピンはその後、3人だけで試合を行う結果となった。

 処分された選手はフィリピンが10人でオーストラリアが3人。NBAのウィザーズとネッツでプレー経験があるフィリピン代表の主力フォワード、アンドレイ・ブラッチ(31)と、オーストラリア代表のセンターで、NBAバックスに在籍しているソン・メーカー(21)はそれぞれ3試合の出場停止となった。

 最も重い処分となったのはフィリピンではフォワードのカルビン・アブエバ(30)で6試合の出場停止。同代表を率いるチョット・レイエス監督(54)には1試合の出場停止と罰金、ジョセフ・ウイチコ・アシスタントコーチ(56)は3試合の出場停止となった。

 オーストラリアで最も重い処分を科せられたのは、映像で相手にひじ打ちを見舞っていたことが確認されたフォワードのダニエル・キッカート(35)で5試合の出場停止。またオーストラリアには、試合前の練習中にフィリピン選手ともみあった際、コートの板を剥がしたとして11万ドル(約1200万円)の罰金も科せられた。

 なお1次リーグは終了しており、処分は9月に始まる2次リーグから適用される。

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