3横綱に続き新大関もピンチ!栃ノ心が初黒星 右足親指「外れた」

[ 2018年7月13日 21:41 ]

大相撲名古屋場所6日目 ( 2018年7月13日    愛知・ドルフィンズアリーナ )

<大相撲名古屋場所6日目>連勝が5で止まり、支度部屋でガックリの栃ノ心(撮影・椎名 航)
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 3横綱に続き、新大関もピンチだ。大関・栃ノ心(30=春日野部屋)が玉鷲に敗れて初黒星を喫し、首位から1差に後退。その上、小手投げで崩れた際に右足痛め、支度部屋では苦悶の表情を浮かべた。

 膝から落ちたようにも思われたが、本人は「膝よりは指」と右足親指の方を指さした。部屋付きの岩友親方(元幕内・木村山)から声を掛けられると「折れてはいないと思う。外れたと思う」と答えた。

 会場から病院へ直行し、診察を終えて愛知県春日井市の宿舎へ戻った栃ノ心は、報道陣の問いかけには無言。一方、同行した部屋関係者は7日目の出場に関して「大丈夫です」と説明し、大事には至らなかった模様。それでも患部の状態によっては休場の可能性もあり、最終判断は14日朝になる。

 横綱・鶴竜もこの日から休場し、横綱不在の非常事態。大関陣の奮起が期待されるだけに栃ノ心の状態が気がかりだ。

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2018年7月13日のニュース