NBAドラフトでサンズがエイトンを全体トップで指名 バハマ出身のセンター

[ 2018年6月22日 09:58 ]

全体トップで指名されたエイトンとシルバー・コミッショナー(AP)
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 NBAドラフトが21日にニューヨークで始まり、史上初めて全体トップの指名権を獲得したサンズは予想通り、アリゾナ大のセンターでバハマ出身のディアンドレ・エイトン(19=2メートル16、113キロ)の名前をコールした。

 エイトンはアリゾナ大の1年生として昨季35試合に出場して平均20・1得点、11・6リバウンド、1・6ブロックショットをマーク。1年生ながら所属カンファレンスのパック12では年間最優秀選手に選出された。両手を広げたウイングスパンは2メートル26で、センターでありながらミドルレンジのジャンプシュートも得意。3点シュートも12本決めており、“ストレッチ5”としても機能した。

 続く2番目でキングスはデューク大のマービン・バグリー三世(19=2メートル11、107キロ)を指名。昨季33試合で21・0点、11・1リバウンドを記録。3点シュートの成功率は39・7%で、エイトン同様にジャンプシュートを打てるビッグマンとして注目されていた。

 3番目の指名権を持っていたホークスはスロベニア代表でレアル・マドリード所属の大型ガード、ルカ・ドンチッチ(19=2メートル1、103キロ)を指名したが、5番目にオクラホマ大のシューター、トレイ・ヤング(19=1メートル88、82キロ)を指名したマーベリクスとのトレードが成立。マーベリクスは欧州選手権でスロベニアの初優勝に貢献し、ユーロリーグでもMVPとなったドンチッチ獲得のために来年の1巡目指名権も放出した。

 4番目のグリズリーズはミシガン州立大のジャーレン・ジャクソンJR(18=2メートル11、107キロ)の名前をコール。同選手の父ジャーレン・ジャクソン氏(50)はNBAで13シーズンにわたってプレーしたガードで、1999年のファイナルを制したスパーズの優勝メンバーの1人だった。

 6番目のマジックは「ドラフト・コンバイン(新人選手の身体&能力測定)」で史上最長のウイングスパン、2メートル38を計測していたテキサス大のセンター、モー・バンバ(20=2メートル16、102キロ)を指名。4年連続でファイナルに進出したキャバリアーズは全体8番目でアラバマ大のポイントガード、コリン・セクストン(19=1メートル88、86キロ)を選択した。

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