全仏OP準Vのエリマコ帰国 報道陣の多さに「少しあこがれでもあったので幸せ」

[ 2018年6月12日 16:17 ]

帰国した穂積絵莉(右)と二宮真琴は準優勝の銀皿を手に笑顔
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 テニスの全仏オープンで日本人女子ペアとして史上初の準優勝を飾った穂積絵莉(24)と二宮真琴(24=ともに橋本総業)が12日、羽田空港着の航空機で帰国した。出迎えの報道陣や空港に居合わせた見物人の多さに、二宮は「こんなにたくさん集まってくれていると思ってなくてうれしい」と喜び、穂積も「少しあこがれでもあったので幸せ」と凱旋気分を味わった。

 決勝後に「280件ぐらい」(穂積)、「私は120件ぐらい」(二宮)と殺到した祝福やねぎらいのメッセージにも感謝した。2人とも数日間の帰国ですぐにツアーへと戻る予定。穂積はギョウザ、二宮は牛タンとそれぞれ好物で英気を養うつもりで、二宮は「優勝していたら牛タン食べ放題に行こう思っていたけど負けちゃったので考えてます」と笑みを浮かべた。

 7月2日開幕のウィンブルドンではそれぞれ別の選手とペアを組む予定だが、今回の経験は今後にもつながっていく。「勝てない相手はいない。次は優勝を目指したい」(穂積)「決勝のような大きな舞台でも力を出せるように頑張りたい」(二宮)とそれぞれに大いに自信を深めた。

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