ジェームズは苦悩の表情 第4戦がキャバリアーズ最後のゲーム?

[ 2018年6月7日 15:01 ]

呆然とした表情でコートを去るジェームズ(AP)
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 NBAファイナルで3戦全敗となったキャバリアーズのレブロン・ジェームズ(33)は試合後の会見で「勝つチャンスがあっただけにきびしい敗戦だ」と表情を曇らせた。自身は33得点、10リバウンド、11アシストでトリプルダブルを達成したが、序盤での13点のリードを守れずに逆転負け。ヒート時代を含めてファイナルは8年連続9回目の出場だが過去7回で優勝したのは3回にとどまっており、通算18勝30敗と最後の大舞台ではもがき苦しんでいる。

 「あしたいつものようにビデオで試合(第3戦)をチェックして、金曜日(8日の第4戦)の朝を迎えるだけ。チームを勝利に導くには何が必要かを考え、それに集中する。自分はそういう人間だ」とジェームズ。0勝3敗からのシリーズ逆転はNBAのプレーオフでは皆無だが、ファイティング・ポーズはしっかりとキープしていた。

 ただし今オフに移籍が噂されているため、第4戦で負けると直後に“ビジネス”が始まる可能性が大。ここまでキャバリアーズを支えてきた大黒柱の去就がちらつく第4戦になりそうだ。

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2018年6月7日のニュース