“金メダルプロジェクトチーム”リレー男子日本代表が合同合宿 桐生、山県らバトンパス練習

[ 2018年5月6日 16:27 ]

<リレーチーム公開練習>揃って笑顔を見せる(左から)ケンブリッジ飛鳥、桐生祥秀、飯塚翔太、山県亮太
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 20年東京五輪で金メダルを目指す陸上のリレー男子日本代表が6日、東京都北区の味の素ナショナルトレセンで合同練習を公開した。ロンドン世界選手権銅メダルメンバーの桐生祥秀(22=日本生命)は「ワイワイしながら楽しく走れました」と感触を楽しんでいた。

 合同練習には桐生のほか、山県亮太(25=セイコーホールディングス)、飯塚翔太(26=ミズノ)、ケンブリッジ飛鳥(24=ナイキ)といった16年リオデジャネイロ五輪銀メダルメンバーが勢揃い。世界をうならせたバトンパスの練習を繰り返し行ってリレーの勘を取り戻していた。

 ロンドン世界選手権に出場することができなかった山県は「前回は選ばれなかったので悔しかった。久しぶりの日の丸です」と「JAPAN」のシャツへ思いもひとしお。故障に泣いた昨季の反省から仲田健トレーナーの指導の下に栄養バランスを考えた食事やトレーニングの強度などを調整してけがをしない体作りを行っている。

 “金メダルプロジェクトチーム”はゴールデングランプリ(20日・大阪)が初戦の予定。1走起用が濃厚な山県は「アクシデントがなければ1番手。ただ、どこでも走れる心の準備はしています」と意気込みを語った。

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2018年5月6日のニュース