貴親方 年寄総会で告発状説明、既に取り下げ 内容開示応じる

[ 2018年5月3日 05:30 ]

日本相撲協会の研修会で鈴木スポーツ庁長官の話を聞く貴ノ岩(右下)と貴乃花親方(左上)
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 日本相撲協会の年寄総会が両国国技館で行われ、貴乃花親方(元横綱)が内閣府の公益認定等委員会に提出した告発状について説明した。元横綱・日馬富士の傷害事件に関する相撲協会の対応に不当・不適切なものがあるという内容の告発状は取り下げられているが、春場所後の年寄総会で内容の開示を求められていたため、貴乃花親方が約15分にわたって文書を読み上げた。親方衆からはさまざまな質問が出て、貴乃花親方は回答できる範囲で応じたもようだ。

 貴乃花親方は既に相撲協会に謝罪しており、3月の理事会で2階級降格処分となった。この日の説明で全親方が納得したかは不明だが、芝田山広報部長(元横綱・大乃国)は「今さら本人を責めても仕方ない。協会員一丸でもり立てていこうということ」と述べた。

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2018年5月3日のニュース