畑岡　１０位浮上　ショットにミスなく「凄く安定している」

米女子ゴルフツアー   ロッテ選手権第２日 （ 2018年4月12日    米ハワイ州カポレイ　コオリナＧＣ＝６３９７ヤード、パー７２ ）

　２２位から出た畑岡奈紗（１９＝森ビル）が４バーディー、１ボギーの６９と伸ばし通算３アンダーで１０位に浮上した。７４の上原彩子（３４＝モスバーガー）は３１位に後退し、アマチュアの山口すず夏（東京・共立女二高）は通算７オーバーで予選落ち。野村敏京（２５＝Ｑ　ＣＥＬＬＳ）は手首の故障でスタート前に棄権した。ブルック・ヘンダーソン（２０＝カナダ）が通算１０アンダーで首位に立った。

　最終１８番。下り５メートルのバーディーパットを沈めてキャディーと拳を合わせた畑岡は「６９はうれしい」と声を弾ませた。３番でチップインバーディーを奪って勢いに乗り、５、９番でバーディー。徐々に強まる風に我慢強く対応し６０台につなげた。ショットに大きなミスはほとんどなく「凄く安定している」と笑顔。日本人のギャラリーも多いハワイでの声援を「ありがたい」と力にし、好位置で週末を迎えている。