羽生、自身プロデュースのアイスショーでサプライズ!既に練習開始「早く始動しないと」

[ 2018年4月14日 05:30 ]

ノービス時代の「ロシアより愛をこめて」を滑る羽生結弦は無邪気な笑顔を見せる
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 フィギュアスケート男子で五輪2連覇した羽生結弦(23=ANA)が13日、東京都調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザで自身が初めてプロデュースしたアイスショーに出演した。

 昨年11月に痛めた右足首負傷の影響で3月の世界選手権を欠場。当初はトークショーだけの予定だったが、五輪後3週間氷に乗らずに治療に専念し「五輪前より足首はいい状態になった」として、フィナーレではサプライズで平昌五輪のエキシビション以来、47日ぶりの演技を披露。シニア1年目の10―11年のフリー「ツィゴイネルワイゼン」の衣装をまとい、ノービス時代の「ロシアより愛をこめて」、平昌五輪のSP「バラード第一番」の3曲をメドレーで滑った。ジャンプこそ跳ばなかったが、スピンやステップで約9000人の観客を魅了した。

 来季については「五輪の後は達成感とか幸せな気持ちが多かったけれど、今は意欲的に試合に出たいと思っている」とGPシリーズなどの序盤戦から出場する意向を明かした。キャリアを重ねたトップ選手は五輪翌シーズンを休養に充てることも多いが、羽生は休養なしにフル回転して、来年3月にさいたま市で開催される世界選手権に臨む。

 既にジャンプは右足への負担の少ないトーループ、サルコー、アクセルの練習を開始。プログラムの選曲はこれからで「なるべく早く始動しないといけない。自分の気持ちに正直に、やりたい曲、見せたいプログラムを考えていきたい」と語った。

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2018年4月14日のニュース