白鵬の父が死去　春巡業中の悲報に親方「本人が一番ショック」

横綱・白鵬
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　横綱・白鵬の父で、６８年メキシコ五輪のレスリング男子フリースタイル８７キロ級銀メダリストのジジド・ムンフバト氏が９日、肝臓の病気などのためモンゴルの首都ウランバートルの自宅で死去した。７６歳だった。関係者によると、最近のムンフバト氏は病状悪化により、ほとんど話せなかったという。

　２場所連続休場から復活を目指す春巡業中に突然襲った悲報。師匠の宮城野親方（元幕内・竹葉山）は「横綱本人が一番ショックだろう。特に最近は父親のために頑張ってきたようなものだから。今後の気力に影響しなければいいが…」と胸中を思いやった。