日本陸連・伊東強化委員長、任期途中で辞任

[ 2017年12月19日 10:44 ]

 日本陸上競技連盟の伊東浩司強化委員長(47)が辞任することが19日、関係者の話で分かった。東京都内で同日午後に開催される理事会で承認される。伊東氏は男子100メートルの前日本記録保持者で、昨年9月に就任。2020年東京五輪を見据えての起用だったが、1年3カ月での退任となった。

 日本陸連の強化トップの交代は2年余りで3度目の異例の事態となる。15年9月に世界選手権の不振の責任を取って原田康弘氏が辞任。麻場一徳氏が副委員長から昇格して約1年務めた後に伊東氏が引き継いだが、任期途中で退くことになった。

 今年8月の世界選手権で日本は銀1、銅2のメダルを獲得し入賞は2。9月には100メートルで桐生祥秀選手(東洋大)が日本人初の9秒台となる9秒98をマークし、伊東氏の持っていた日本記録を0秒02更新した。(共同)

続きを表示

2017年12月19日のニュース