男子鶴瀬&女子倉林が初V 雨中の戦い制す 東北小学生ゴルフ

[ 2017年8月16日 05:30 ]

スポニチ主催第11回東北小学生ゴルフ大会 ( 2017年8月15日    宮城県仙台市 泉国際ゴルフ倶楽部=5436ヤード、パー72 )

東北大会を制した鶴瀬(右)と倉林
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 朝から雨が降り続く中、男子は鶴瀬覇也(宮城・南吉成6年)が1オーバー73の好スコアで3連覇を狙う工藤颯太(山形・神町6年)に5打差をつけ、女子は倉林紅(宮城・東向陽台6年)が76でともに初優勝を飾った。なお男女とも上位3人が来年3月の全国大会(千葉・習志野CC)に出場する。

 雨で飛距離も落ち、小学生には厳しいコンディションだったが、男子で優勝した鶴瀬は73の好スコアにも「67が目標でした。パターのグリップが滑り、短いパットが入らなかった」と反省しきりだ。6歳から本格的にゴルフを始め、今年の東北ジュニア(小学生)で優勝。夏休み中は友達とゲームなどで遊びたい年頃でもあるが「自分にはゴルフしかない」と毎日4時間の練習に取り組んでいる。中学3年の姉、華月は16日から日本ジュニアに出場の予定で「僕も習志野の全国大会で頑張る」と活躍を誓っていた。

 女子で優勝した倉林は、16番でトリプルボギーを叩きながらも2バーディーを奪い76をマーク。「雨でパットがショートすることが多かったけど、昨年よりドライバーが飛んでくれた」と、昨年2位の悔しさを晴らした。6歳でゴルフを始め「友達と一緒に練習、試合できるのが楽しい」と言う。昨年の全国大会は体調不良で途中棄権しており「池の多いコースなので、アプローチ、パターを練習して」リベンジを狙う。

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2017年8月16日のニュース