男子日本代表 W杯出場は五輪開催国枠を得る最低条件 アジア杯で「優勝が目標」

[ 2017年7月12日 19:05 ]

都内で合宿を公開したバスケットボール男子日本代表の富樫勇樹
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 バスケットボール男子日本代表が12日、都内でアジアカップ(8月8〜20日、レバノン)へ向けた合宿を公開した。アジアカップは19年W杯のアジア1次予選の出場権(16チーム中上位14チーム)が懸かる大会。日本は20年東京五輪の開催国枠での出場が約束されておらず、W杯出場は開催国枠を得る最低条件とみられている。司令塔の富樫勇樹(23=千葉)は「16分の14に入ればいいという考えでは五輪は遠くなる。もちろん優勝が目標」と力強く語った。

 今大会から指揮を執るアルゼンチン出身のフリオ・ラマス新監督は合流が遅れている。今季終了まで監督を務めるアルゼンチンのクラブが国内リーグのプレーオフ決勝まで勝ち上がってシーズンが継続中。合流は今月後半となる見込みだ。ラマス監督の命を受けて来日した臨時コーチの指導のもとで、新たな戦術練習がスタートしており、日本代表の佐古賢一アシスタントコーチは「ボールを展開して、よりスピーディーなバスケットを目指している。日本にフィットすると思う」と語った。 

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2017年7月12日のニュース