羽生 エキシビションも魅せた!五輪連覇へ“超大技”解禁か

[ 2016年12月13日 05:30 ]

<GPファイナルエキシビション練習>メドベージェワと写真におさまる羽生
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 フィギュアスケートのGPファイナルで男女を通じて史上初の4連覇を達成した羽生結弦(22=ANA)は11日、フランス・マルセイユで行われたエキシビションで4回転ループ―3回転トーループの超高難度の連続ジャンプを披露した。フィナーレの後、女子2連覇のメドベージェワ(ロシア)に背中を押されて大技に挑戦すると、奇麗に着氷してファンの大歓声を浴びた。

 今年9月に世界で初めて4回転ループに成功。GPファイナルでもショートプログラム(SP)とフリーでいずれも成功させるなど成功率は上がり「苦手意識はなくなった」。試合ではまだ単発の4回転ループしか使っていないが、11月のNHK杯の時には4回転ループからの連続ジャンプについて「平昌に向けて視野に入れてやっていければいい」と話していた。試合でも使えるようになれば、2連覇がかかる18年平昌五輪の最大の武器になりそうだ。

 羽生は13日に帰国を予定し、次戦の全日本選手権(22日開幕、大阪)に備える。

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