宇津木麗華氏 代表監督復帰へ!東京五輪へ勝負の実績評価

[ 2016年10月19日 05:30 ]

宇津木麗華氏
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 日本ソフトボール協会は18日、都内で女子代表の監督選考委員会を開き、現ビックカメラ高崎の宇津木麗華監督(53)を来月20日の理事会に推薦することを決めた。任期は追加種目入りが決まっている20年東京五輪の関連事業終了時まで。理事会で承認後、来月21日に就任会見を開く。

 この日の委員会には現代表監督の福田五志・トヨタ自動車監督(60)と宇津木氏が出席。日本協会の徳田寛会長ら8人の選考メンバーを前に「金メダル獲得への強い意志」というテーマで(1)代表チームの概念(2)金メダル獲得への戦略(3)選手選考方針(4)スタッフ編成方針、についてプレゼンテーションを行った。三宅豊選手強化本部長は「2人とも資格は十分だが、最後は“勝負”という観点」と話し、代表監督を務めた11年からの5年間で世界選手権連覇を成し遂げた宇津木氏の実績を高く評価したことを明らかにした。

 中国から国籍変更し、00年シドニー、04年アテネの両五輪では日本の主砲として活躍した宇津木氏は、プレゼン終了後「ソフトボールへの恩返しを」と話し、08年北京からの“五輪連覇”へ強い決意を口にした。

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2016年10月19日のニュース