春日山部屋所属の力士 親方の辞任勧告撤回訴え「師匠として適任」

[ 2016年10月19日 05:30 ]

師匠辞任勧告の撤回を訴える春日山部屋の(左から)水口、萬華城
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 春日山親方(元幕内・浜錦)が日本相撲協会から師匠の辞任勧告を受けたことに関し、春日山部屋所属の幕下2力士らが18日、川崎市内で会見を開き、勧告撤回を訴えた。力士23人中11人が勧告撤回の嘆願書を協会に提出しており、水口は「一人の人間として見守ってくれている。師匠として適任」と主張した。

 春日山親方は先代親方の岩永祥紀氏(元幕内・春日富士)と係争中の年寄名跡証書を現時点で所有しておらず、協会の調査では秋場所中に部屋を訪れていないことが判明し、師匠として不適格と判断された。萬華城は「事実と違う。師匠と一緒に川崎で相撲を続けたい」と涙を浮かべた。辞任勧告に対する春日山親方の回答期限は19日。受諾の場合、力士らは追手風部屋へ移籍する予定となっている。

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2016年10月19日のニュース