ラグビー新生ジャパン36人を発表 リーチ、山田ら選外

[ 2016年10月4日 05:30 ]

インタビューに答えるラグビー日本代表のヘッドコーチに就任したジェイミー・ジョセフ氏
Photo By 共同

 日本ラグビー協会は、11月にアルゼンチン戦(5日、秩父宮)など4試合を行う日本代表のメンバー36人を発表した。

 15年W杯代表からは16人が選出されたが、リーチ・マイケル(東芝)、ツイ・ヘンドリック(サントリー)、山田章仁(パナソニック)らは選外となった。ジェイミー・ジョセフ新ヘッドコーチは協会を通じて「十数人の選手が引退や個人的な理由で選出できなかった」とコメント。リーチは19年W杯日本大会の出場に意欲を示している一方、年間試合数の過多による負担増に懸念を表明しており、自らの意思で招集を辞退したとみられる。新生ジャパンにとっては大きな損失と言えそうだ。

 一方、松橋周平(リコー)、田村熙(ひかる=東芝)らトップリーグ1年目の選手を含む15人のノンキャップを招集。日本代表は今月中に2度の短期合宿を行い、11月のテストマッチに備える。

 ≪19年W杯出場へ“41歳”大野意欲≫先月20日に19年W杯開幕まで3年となったのを機に、19年W杯組織委員会の嶋津昭事務総長、元日本代表でアンバサダーの大畑大介氏、現日本代表の大野均、小滝尚弘(ともに東芝)が開催都市の一つである東京都の小池百合子知事を表敬訪問した。通算100キャップまであと2に迫る大野は「19年は41歳になるが、ピッチで盛り上げていけたら」とあいさつした。小池都知事も「応援していく」と3年後の活躍に期待した。

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2016年10月4日のニュース