吉田沙保里 引退へ心傾く「また新たな道を決めて頑張りたい」

[ 2016年8月25日 08:36 ]

笑顔を見せる伊調馨(左)と吉田沙保里

メダリスト会見

(8月24日)
 レスリング女子53キロ級で銀メダルだった日本選手団の吉田沙保里主将(33=フリー)は進退について「ゆっくり考えたい」としながらも「東京ではリオ以上の感動を皆さんに与えられるよう、みんな頑張ってくれると思います」「また新たな道を決めて頑張りたい」と引退へと傾く気持ちが端々に表れた。

 すでに周囲は動きだす気配だ。日本選手団の総監督を務めた高田裕司・日本レスリング協会専務理事は「代表のコーチ。強化の体制は(メダル量産で)大きく変わらないが、沙保里が入ってくれれば」と話し、母校・至学館大だけではなく、代表チームのスタッフ入りを熱望。代表チームリーダーの栄和人・至学館大監督は「至学館大の大学院に在籍して、指導者としての勉強をすればいい」と青写真を描いた。

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