露ドーピング問題 水泳2選手出場の最終判断は審査委へ

[ 2016年8月4日 05:30 ]

 ロシアのリオデジャネイロ五輪参加問題で、国際水泳連盟(FINA)は2日、出場を禁じた同国競泳男子のウラジーミル・モロゾフ選手とニキータ・ロビンツェフ選手について、最終的な出場の可否は国際オリンピック委員会(IOC)が設置した審査委員会が判断すると発表した。

 2選手の弁護士が一転してFINAが出場を許可したとの2日のタス通信の報道を否定し、「出場できるかどうかは他のロシア選手とともに審査委が最終決定するまで確定しない」とした。FINAは、世界反ドーピング機関(WADA)の調査チームが2選手の関与を指摘したため出場を禁止。2選手は不服としてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴している。

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2016年8月4日のニュース