塩尻を追加招集 突然のことで戸惑いも「精一杯走りたい」

[ 2016年8月4日 05:30 ]

塩尻和也

 日本オリンピック委員会(JOC)は3日、リオデジャネイロ五輪陸上代表に男子3000メートル障害の塩尻和也(順大)を追加したと発表した。

 塩尻は国際陸連が定めた五輪参加標準記録を突破していなかったが、他国に出場辞退者が出たため、繰り上がりで出場が可能となった。19歳の塩尻は日本陸連を通じ「突然のことで戸惑いもありますが、本番では精いっぱい走りたい」とコメントした。この結果、リオ五輪に臨む日本選手は男子174人、女子164人の計338人となり、国外開催では2008年北京五輪の339人にあと1人に迫る史上2番目の規模となった。

 ◆塩尻 和也(しおじり・かずや)1996年(平8)11月8日生まれ、群馬県出身の19歳。伊勢崎清明から順大。1メートル70、53キロ。

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