優作23位 2日連続パー4イーグルで“ヒメネスダンス”再披露

[ 2016年6月21日 05:30 ]

最終ラウンド、14番でイーグルを決め、キャディーと喜ぶ宮里優作

米男子ゴルフツアー全米オープン最終日

(6月19日 米ペンシルベニア州オークモント オークモントCC=7229ヤード、パー70)
 宮里優作(36=フリー)は2日連続のパー4でのイーグルを記録し、74で通算7オーバーの23位。谷原秀人(37=国際スポーツ振興協会)は72で通算12オーバー、51位だった。

 初出場で23位の成績にも宮里は首を振った。「(満足度は)50%ぐらい。悔しい気持ち、もう少し何とかできたという気持ちがある」。第2ラウンドをアンダーパーで回ったからこそ、74に終わった最終日に悔しさをにじませた。

 3日間安定していたアイアンショットが乱れ、8番でダブルボギー、9番でボギーと劣勢に立たされた。だが、自身と妹・藍の誕生日にミラクルが再び起きた。14番パー4のフェアウエーからピンまで161ヤードの第2打。8Iでピン右3メートルに落ちたボールがカップに入った。

 2日連続のパー4でのイーグル。前夜、ユーチューブで再確認した“ヒメネスダンス”を再披露した。今大会、パー4でのイーグルを2度記録したのはウェストウッドと宮里の2人のみ。結果には満足していないが、観戦した父・優さんへの父の日の最高の贈り物になった。

 ▼51位・谷原 アンダーで回りたかったが、回らせてくれなかった。まだまだ世界で戦えるレベルじゃない。トップの選手を見ないと分からないことがある。毎年メジャーに来たい。(72と伸ばせず)

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2016年6月21日のニュース