小塚 現役引退…4月からトヨタ自動車で社業に専念へ

[ 2016年3月16日 05:30 ]

小塚崇彦

 フィギュアスケート男子の10年バンクーバー五輪代表で、11年世界選手権銀メダリストの小塚崇彦(27=トヨタ自動車)が今月末で現役を引退すると、日本スケート連盟が発表した。中京大大学院を今春修了し、4月からトヨタ自動車で社業に専念する。

 美しい滑りを武器に活躍し、05~06年シーズンにジュニアGPファイナル、世界ジュニア選手権の2冠に輝いた。GPシリーズは通算4勝。10年の五輪は8位に入賞し、同年の全日本選手権で初優勝した。

 小塚は「5歳から始めたスケートを楽しく続けてこられたのは、多くの方々のおかげだと感謝している。氷上を去ることになりますが、経験を生かして新たな人生を歩むことにした」とコメント。4月17日のアイスショー「スターズ・オン・アイス」(国立代々木競技場)に出演し、ファンに別れを告げる。

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2016年3月16日のニュース