日本女子 北朝鮮下し2大会連続決勝進出、45年ぶり頂点王手

[ 2016年3月4日 23:00 ]

北朝鮮を下し、うれし涙の伊藤をねぎらう石川、福原ら(AP)

卓球世界選手権団体戦第6日

(3月4日 マレーシア・クアラルンプール、マラワティ体育館)
 卓球の世界選手権団体戦第6日は4日、マレーシア・クアラルンプールで行われ、準々決勝でドイツを破った世界ランキング2位の日本女子は準決勝で同9位の北朝鮮と対戦した。1次リーグB組でストレート勝ちした相手との再戦を3―1で勝ち、2大会連続で決勝に進出した。6日の決勝では45年ぶりの優勝に挑む。

 試合は1番手の伊藤美誠(15=スターツ)がカット型のキム・ソンイに序盤から苦しめられ、自身にもミスが出るなどしてストレート負けを喫したが、2番手の石川佳純(23=全農)は積極的な攻めでカット型のリ・ミョンスンをストレートで破った。

 3番手の福原愛(27=ANA)は、リ・ミギョン相手に第1ゲームでいきなり6連続ポイントで波に乗ると、その後も主導権を握ってると、1ゲームを許しながらも勝利し王手をかけた。

 4番手の伊藤は再びカット型のリ・ミョンスンと対戦、1ゲームを先取されたが、徐々にリズムをつかんで直後のゲームを取り返した。我慢比べとなった第3ゲームは18―20で落としたが、第4ゲームを取り返しすと最終ゲームも押し切って勝利をつかんだ。

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