葛西また３位入賞　Ｗ杯通算６０回目の表彰台

３戦連続３位の葛西（右）は表彰台で笑顔を見せる（ＡＰ）

　ノルディックスキーのワールドカップ（Ｗ杯）ジャンプ男子は１２日、ルウェーのビケルスンで個人第１７戦（ＨＳ２２５メートル、Ｋ点２００メートル）が行われ、葛西紀明（土屋ホーム）が合計４１８・５点で今季最高タイの３位入賞を果たした。今季４度目の表彰台でＷ杯通算では６０度目。

　１本目に２３１・５メートルを飛び、５番手につけた葛西は２本目も２３０メートルと距離をそろえて順位を２つ上げ、自身が持つ４３歳８カ月のＷ杯の最年長表彰台記録をまたも更新した。ロベルト・クラニエッツ（スロベニア）が２３６メートル、２３９・５メートルの合計４３２・８点で優勝した。

　日本勢は伊東大貴（雪印メグミルク）が１８８メートル、２０２メートルの３１１・５点で１９位、栃本翔平（雪印メグミルク）は１９２メートル、１８０・５メートルの２８５・１点で２４位だった。

　伊藤謙司郎（雪印メグミルク）、竹内択、作山憲斗（ともに北野建設）は２回目に進めず、それぞれ３８位、３９位、４７位だった。