康生監督 脅威増す韓国勢を警戒 柔道パリGSから帰国

[ 2016年2月12日 05:30 ]

 柔道日本男子の井上康生監督(37)はグランドスラム大会が行われたパリから羽田空港に帰国し、脅威を増す韓国勢に警戒心を強めた。

 韓国勢は60キロ級から90キロ級までの6階級でメダルを獲得。特に73キロ級は安昌林(アンチャンリム)が出色の出来で優勝した。井上監督は「現在のルールにも適した柔道。韓国の選手は高度な担ぎ技を持っている」と分析。現行の足取り禁止ルールでは、技に入られた時に足をつかんで防御できない。「いいところに入られると支えるものがない」と投げをこらえきれない状況がある。73キロ級は現世界王者の大野(旭化成)が欠場していたが「安は非常に伸びている。しっかり研究しないといけない」と語った。

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2016年2月12日のニュース