石川遼 腰と股関節の痛みで欠場 次週も「間に合うかどうか…」

[ 2016年2月12日 05:30 ]

 米男子ゴルフのAT&Tペブルビーチ・プロアマは11日(日本時間12日未明)に米カリフォルニア州のペブルビーチ・ゴルフリンクスなど3コースで開幕するが、出場を予定していた石川遼(24=CASIO)は10日、腰と股関節の痛みで欠場すると発表した。

 石川は約20分間パット練習をした後に治療を受けショット練習は数球打っただけで切り上げた。「体が万全な状態じゃない。先週の金曜日から腰と左の股関節が痛くなった。きのうまでほとんど球を打っていない」。先週初めに違和感を覚えフェニックス・オープン第2日に痛みを発症。その後は練習量を抑えたが、痛みは消えなかった。

 「バックスイングとダウンスイングの時にビンというのが腰とお尻周りにある。思い切り打とうとすると力が抜ける」。腰は古傷で前屈時に痛むため長時間パット練習ができない時期もあった。昨年は痛みが出なかったが再び発症。今回はひねった時に痛みが出る。

 フェニックス・オープンで松山がツアー2勝目。「今は置いて行かれているなと思う。同じ試合に出ているけど本当の意味の同じ舞台でやれているとは思っていない。自分も行けるように頑張りたい」と刺激を受けた。来週のノーザン・トラスト・オープン(18日開幕、カリフォルニア州)出場の意欲はあるが「間に合うかどうか分からない」。帰国せず米国で治療しながら復帰を目指すが、長引けばシード確保への不安材料になる。

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2016年2月12日のニュース