ネスレ 国際陸連と提携育成事業から撤退へ 露ドーピング影響

[ 2016年2月12日 05:30 ]

 ロシア陸上界の組織的なドーピングや国際陸連の汚職問題を受け、スイスの食品大手ネスレは10日、国際陸連と提携してきた育成事業「キッズ陸上プログラム」から撤退する方針を明かした。

 「差し迫ってキッズプログラムの契約を終了することに決めた」と声明を出した。国際陸連は発表を受け「5年契約の最終年でネスレとは協議を続けている」と交渉が継続中であることを声明で強調した。国際陸連は抜本的な組織改革が課題となっている中、1月には公式協賛社からアディダスが撤退する方針を示し、波紋が広がっている。

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2016年2月12日のニュース