ウォリアーズ 歴代2位ホーム通算40連勝、K・トンプソン45得点

[ 2016年1月28日 17:39 ]

マーベリクス戦で45得点を挙げたウォリアーズのK・トンプソン(AP)

 NBAは27日に各地で8試合を行い、ウォリアーズは今季自己最多の45得点を挙げたクレイ・トンプソン(25)の活躍でマーベリクスを127―107(前半56―48)で下し、5連勝で42勝4敗。ホームでは今季22戦全勝となった。昨季からは通算40連勝。シャキール・オニールを擁していたマジックが95年3月21日から96年3月19日にかけてマークした歴代2位の記録に並んだ。

 NBAのホーム連勝記録は、マジックと同時期にマイケル・ジョーダンを擁していたブルズが樹立した44連勝(95年3月30日~96年4月4日)。ウォリアーズは今後組まれているサンダー(2月6日)→ロケッツ(同9日)→ホークス(3月1日)サンダー(同3日)のホーム4試合に勝つと、ブルズの記録と肩を並べる。

 トンプソンは今季2度目の40得点超えで、フィールドゴール(FG)成功率70%(20本中14本)も今季の自己ベスト。ステファン・カリー(27)は14得点(前半は3得点)に終わったが、「スプラッシュ・ブラザーズ」としてコンビを組む“相棒”が爆発的なパフォーマンスを見せてヒーローとなった。

 敗れたマーベリクスは26勝22敗。チャンドラー・パーソンズ(27)が23得点をマークしたものの、ここ4戦で3敗目を喫した。

 25日にオークランドでウォリアーズに30点差で敗れたスパーズも地元サンアントニオでロケッツを130―99(前半69―49)で退け、今季25戦全勝となったホームでは通算34連勝。今季成績を39勝7敗とした。

 ロケッツは25勝23敗。25日のペリカンズ戦で31得点を挙げたトレバー・アリーザ(30)は8得点に抑え込まれ、第3Qまでに29点差をつけられて敗れた。

 キャバリアーズは地元クリーブランドでサンズを115―93(前半55―50)で退けて32勝12敗。球宴2週間前となる31日までの東地区全体首位が確定し、解任されたデビッド・ブラット前監督(56)の後を受けて23日から指揮を執っているティロン・ルー新監督(38)は3戦(2勝1敗)のキャリアしかないものの、規定により球宴で東軍を率いることが決まった。なおこの日21得点を記録したレブロン・ジェームズ(31)の通算得点は2万5985となり、史上17人目(現役6人目)の2万6000得点まであと15と迫った。

 サンズはロード12連敗を喫して14勝33敗。新人のデビン・ブッカー(19)は16得点をマークしたものの、ここ19戦で17敗目となった。

 クリッパーズは敵地アトランタでホークスに85―83(前半43―45)で競り勝って30勝16敗。ディアンドレ・ジョーダン(27)が13得点19リバウンド、ジャマール・クロフォード(35)が21得点を稼いで勝利に貢献した。用具係を殴って右手を骨折するという不祥事を引き起こしたブレイク・グリフィン(26)を欠いてからは13勝3敗。ここ17戦でも14勝目を挙げており、チーム一丸となって白星を積み重ねている。

 ホークスは27勝20敗。この日14得点12リバウンドのポール・ミルサップ(30)が2点差を追いかけていた第4Q残り6・7秒にカットインからレイアップに持ち込んだが、わずかにシュートが外れて同点機を逃した。

 <その他の結果>セルティクス(26勝21敗)111―103ナゲッツ(17勝29敗)、ピストンズ(25勝21敗)110ー97 76ers(7勝40敗)、サンダー(35勝13敗)126―123ティンバーウルブス(14勝33敗)、ジャズ(20勝25敗)102―73ホーネッツ(22勝24敗)

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