渦中のマニング 薬物使用の疑惑報道を完全否定「でっち上げだ」

[ 2015年12月28日 12:41 ]

コルツ時代のQBペイトン・マニング (AP)

 プロフットボール、NFLのブロンコスに所属するQBペイトン・マニング(39)が27日、過去に筋力増強効果があり、禁止薬物に指定されているヒト成長ホルモン(HGH)を使用していたと報じられた件について口を開いた。

 火種となったのは、中東のテレビ局アルジャジーラの番組内で、マニングが首の故障に悩まされていたコルツ時代の2011年にインディアナ州のクリニックで勤務する薬剤師からHGHを受け取っていたと紹介されたこと。

 これを受けてマニングは「完全にでっち上げだ」とその報道を強く否定。「まるで道化芝居」と証言をした薬剤師を批判した。また、米国のスポーツ専門局ESPNはアルジャジーラによって薬剤師として紹介されている人物が、実際には薬剤師のインターン資格者であり、さらに2011年当時に前述のクリニックに勤務していなかったと話していることをリポート。また、この人物は自身の証言を撤回しているという。

 番組ではフィリーズのライアン・ハワード内野手(36)ら大リーグで活躍する3選手も禁止薬物を受け取ったとしているが、その真偽のほどが疑わしくなってきた。

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