故障明け今季初戦の小塚は8位「不安」のジャンプ不安定で点数伸ばせず

[ 2015年11月20日 23:46 ]

ロシア杯SPで演技する小塚(AP)

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦、ロシア杯は20日、モスクワで開幕。男子ショートプログラム(SP)が行われ、小塚崇彦(26=トヨタ自動車)は69・61点で8位だった。地元ロシアのアディアン・ピトキエフ(17)が87.54点でトップに立った。

 左足関節けんしょう炎でGPシリーズ第3戦の中国杯を欠場し、今季初戦となる小塚。着氷で手をついたりバランスを崩したりするなどジャンプが不安定で点数を伸ばせず。キスアンドクライでは苦笑いを浮かべながら佐藤信夫コーチと話していた。

 昨季世界選手権王者のハビエル・フェルナンデス(24=スペイン)は、珍しくヒゲをたくわえた姿で演技。冒頭の4回転サルコーが3回転となるミスもあり86・99点で2位。3位には85・36点のロス・マイナー(24=米国)が入った。男子フリーは21日に行われる。

 ▼小塚崇彦の話 思い切ってやったが、緊張感や不安があった。ジャンプは全部、中途半端な降り方になってしまった。フリーも体力が追い付くか不安だが、気合で乗り切りたい。

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