フランス大会への選手団派遣中止を決定 世界J卓球、安全第一で

[ 2015年11月20日 17:43 ]

世界ジュニア卓球にエントリーしていた伊藤美誠

 日本卓球協会は20日、フランスのバンデで行われる2015世界ジュニア選手権(29日開幕)への日本チームの派遣中止を決定した。

 パリ同時多発テロによって「戦争状態にある」フランスだが、国際卓球連盟(ITTF)は予定通り開催することを決定。しかし日本協会は、参加者の安全を第一に考えるべきであること、フランスでは3カ月間の非常事態宣言が発令されていること、渡航に大きな不安を感じる選手とその家族がいること…などを考慮し判断した。

 同協会は17日、同時テロを受け、大会に向けてフランスのアミアンで行う予定だった日本チームの直前合宿の中止を決め、派遣自体は今後判断するとしていた。

 同大会にはリオ五輪を目指す伊藤美誠(15=スターツ)ら有力選手がエントリーしていた。

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2015年11月20日のニュース