旭天鵬&若の里 親方“出初め式” 防災訓練に戸惑いも2人で協力

[ 2015年9月10日 05:30 ]

消火訓練をする大島親方(前)と西岩親方

13日初日 大相撲秋場所

 7月の大相撲名古屋場所限りで引退した元関脇・旭天鵬の大島親方と元関脇・若の里の西岩親方が両国国技館で行われた防災訓練に参加し、“親方初仕事”を行った。初めて紺色の日本相撲協会のジャンパーに袖を通した大島親方は「似合ってる?」と照れ笑い。3日に引退会見したばかりの西岩親方は「俺はド新弟子だから」と言って、振分親方(元小結・高見盛)らにあいさつして回った。

 ともに92年春場所で初土俵を踏んだ同期の2人。消火訓練や救命講習を戸惑いながらも2人で協力してこなし、大島親方は「同期入門、同期親方でよかった。分からないことは互いに助け合っていきたい」と語った。ともに秋場所(13日初日、両国国技館)から場内警備を担当。西岩親方は「今度は裏方なので、目立たないように15日間無事に終わるように協会のために頑張りたい」と語った。

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2015年9月10日のニュース