トランポリン選手の外村哲也が結婚、北京五輪個人４位入賞

入籍を発表した外村哲也

　トランポリン選手の外村哲也（３０）が１２日、自身のブログを更新し、一般女性と入籍したことを発表した。

　外村は「ご報告」のタイトルでブログを更新し、「先日　私、外村哲也は入籍しました。妻はアスリートと言うことではなく、一般の会社員の方です」と報告した。現役の選手が結婚するというのはトランポリン選手では極めてまれなケースという。

　「僕はこの女性となら、競技に対しても人生に対してもそして妻の仕事に対しても、妻の幸せに対しても目標に向かって一緒に歩んでいける。そして一緒に歩むことが負担になるどころかお互いにとってプラスになる、そう感じたので、現役中の結婚に抵抗がありませんでした」と結婚に至った経緯を明かしている。そして「夢に向かって今まで以上にエネルギーを注いで競技に取り組んでまいります」と強い決意を述べて締めくくっている。

　外村は０８年の北京五輪代表で男子個人で４位入賞。世界選手権では０５年に３位、０７年にシンクロナイズドで優勝している。父の康二さんは８４年ロサンゼルス五輪体操男子団体総合、種目別床運動銅メダリスト。