世界記録更新の鈴木提案「銀座で競歩を」 世界選代表7人発表

[ 2015年4月23日 17:49 ]

男子競歩20キロの世界記録をマークした鈴木雄介(左から2人目)は世界選手権での金メダルを目指す。左から20キロの高橋英輝、鈴木、50キロの谷井孝行、荒井広宙

 日本陸連は23日、都内で世界選手権(8月、中国・北京)の競歩代表を発表し、3月に20キロ競歩で1時間16分36秒の世界記録を更新した鈴木雄介(27=富士通)ら男子6選手、女子1選手の計7選手が選出された。

 鈴木は今年の世界選手権、16年リオデジャネイロ五輪、17年世界選手権(ロンドン)での3大会連続金メダルを目指しており、「3つ世界大会が続くので、20キロの集大成として金メダルをとりたい」と意気込んだ。20年東京五輪は50キロで挑戦する意向も明かし、「リオで世界記録で金、東京で世界記録で金が最大目標。競歩界過去最高の選手になりたい」と話した。

 世界記録を更新してからは取材が殺到し、「想像以上の反響でビックリした」。競歩への関心度を高めるために「青山や銀座あたりで大会ができる環境をつくりたい」と都内での大会開催を提案。「競歩は100メートルのようにメジャーになるのは無理。一般の人々が楽しめる大会を市民マラソンのようなかたちでできれば。今チャンスが来ているかもしれない」と夢プランを披露していた。

続きを表示

2015年4月23日のニュース