病院に抗議の朴泰桓音声、検察が入手 故意性ない根拠にも

[ 2015年2月4日 11:21 ]

 2008年北京五輪の競泳男子400メートル自由形の金メダリスト、朴泰桓(25)=韓国=のドーピング疑惑で、昨年10月に国際水泳連盟の検査で陽性反応が出たと通告された直後、同選手が注射を打ったソウルの病院に抗議する音声ファイルを検察が入手したと4日、韓国紙の東亜日報が報じた。

 「問題ない注射薬だと言ったじゃないか」と強く抗議しているという。検察は選手側に故意性がなかったことの根拠になるとみている。

 検察は朴泰桓がことし1月に筋肉増強効果のあるテストステロンの成分を含む注射を受けたことを確認したが、選手側は、知らないうちに受けたと主張している。(共同)

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2015年2月4日のニュース