さくら繰り上がり米“デビュー戦”決定「本当に良かった」

[ 2015年2月4日 05:30 ]

予選会でティーショットを放つ横峯さくら

ピュアシルク・バハマ・クラシック

(2月5日)
 今季から米ツアーに本格参戦する横峯さくら(29=エプソン)が5日開幕のピュアシルク・バハマ・クラシック(バハマ・パラダイス島)に出場することが2日、決まった。本戦に欠場者が出たため、繰り上がり出場を待つウエーティング(補欠)リストの1番目だった横峯に出場権が回った。有村智恵(27=日本ヒューレット・パッカード)は同日の予選会に挑んだが、上位2人に入れず出場権を逃した。

 ついに“デビュー戦”が決まった。横峯は「ウエーティング1番目だったので(出場の)可能性は高いかなと思っていたが、本当に良かった」と顔をほころばせた。

 2日は会場のオーシャンズクラブGCで予選会に挑み、ホールアウト後のアテスト会場で柳簫然(韓国)の欠場による繰り上がりの吉報を受けた。前週の開幕戦も出場を目指し「プロになって初めて」という予選会に参加したが、出場権は得られなかった。気持ちを切り替えて先月30日に、バハマに入り、早速18ホールをラウンドするなど、精力的に調整を続けた。

 予選会の記録は参考扱いとなるが、パー73のコースで5バーディー、2ボギーの70をマークした。「ショットの状態が凄く良かった。こういうプレーをしていれば上位にいけるんじゃないかと思う」と自信を示した。

 国内ツアーでは通算23勝を挙げ、09年には賞金女王に輝いた。日本の看板選手としての自負もある。「やはり、予選は通りたいし、4日間プレーするということが、大前提にある」と決勝ラウンド進出をノルマに掲げた。

続きを表示

2015年2月4日のニュース