葛西 W杯最年長表彰台また更新、ジャンプ週間最終戦2位

[ 2015年1月7日 02:41 ]

W杯ジャンプ個人第13戦、2位に入り笑みを見せる葛西(AP)

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は6日、オーストリアのビショフスホーフェンで伝統のジャンプ週間最終戦を兼ねた個人第13戦(HS140メートル、K点125メートル)が行われ、1回目3位につけた42歳の葛西紀明(土屋ホーム)が2位に入り、4日の第12戦で更新したW杯最年長表彰台記録を再び塗り替えた。W杯での3位以内は今季4回目。

 葛西は1回目に132・5メートルを飛び135・7点で3位につけると、2回目に137メートルの大ジャンプで合計277・1点としてこの時点でトップに立ったが、最後に飛んだハイボック(オーストリア)に逆転された。

 4戦で争うジャンプ週間総合ポイントは4位だった。

 葛西は前日の予選4位につけた時は「完璧に飛べば勝てる」と語っており、その言葉通りの飛躍を見せたが優勝に一歩届かなかった。

 ▼葛西紀明の話 面白くない2位。やっぱり優勝しないとうれしさはこみ上げてこない。踏み切りのタイミングと、着地でテレマーク姿勢を入れるのが課題。それがうまくいかないと優勝できない。

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