経営難のNBL和歌山が活動停止「断腸の思いでございます」

[ 2015年1月7日 12:23 ]

 経営難に陥っていたバスケットボール男子、ナショナルリーグ(NBL)の和歌山が7日、公式サイトで、チームとしての活動を停止することを発表した。

 公式サイトでは「和歌山トライアンズのファンの皆様へ」と題したリリースを掲載。「私たち和歌山トライアンズは、皆様の熱いご声援にお応えすべく努力してまいりましたが万策尽き、これ以上チームを運営できない状態に陥ってしまい、本年1月7日をもって、チームとしての活動を停止することと致しました。ファンの皆様のご期待に添えない結果となってしまったこと、断腸の思いでございます」と説明し、「和歌山での2年間の思い出を胸に、残された選手、コーチ、スタッフたちは、新天地で活躍してくれるものと期待しております。ファンの皆様におかれましては、彼らに、変わらぬご支援、ご声援のほど、お願い致します」としている。

 和歌山は昨年6月に経営改善のため運営体制を一新。しかし、同12月に元所属選手らが未払いとなっていた報酬計約760万円の支払いを求めて訴訟を起こし、運営会社が分割で全額を支払うことで和解していた。その後も活動継続へ向けてリーグ側と協議を続けていたが、今月6日の代表者会議でリーグ参戦継続は困難との結論に達した。

続きを表示

2015年1月7日のニュース